猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

旧パパラチアサファイア(ファンシーサファイア):Padparacha Sapphire(Fancy Sapphire)

 

お盆、世の中では・・・え~っと・・・ご先祖様が茄子と胡瓜に割り箸を突き刺した馬なのか牛なのか分からないけど何らかの動物をイメージした乗り物に乗ってやってくる日で地域性とか個々の家庭によって違いがあると思うけど提灯とか飾って、果物とかをお供えして、普段は仕舞ってある木魚とかを配置、親戚とかが集まって出前の寿司を食べるみたいな認識、そのようなイメージなんだけど違うの?

 

何十年という歳月の中で季節感っていうか四季みたいなものなんかも変化、もう春とか秋なんて殆ど感じなくなり、家族3世代同居で子供(孫)は2~3人みたいだったのが、2世代同居で暮らしているのも珍しい、子供も1人いるだけでも凄いなぁ・・・って感じなんじゃないかと個人的には思ったりする訳ですが、そんな現代のお盆というのはどのような感じなのか全く想像できない。

 

ずっと実家で暮らしていたり、ずっと地元で生活していたりしている方だと風習っていうか慣習っていうか、ま、こういうもんじゃないの?っていうパターンというか形式があるのかもしれませんが、あたしのように引っ越しが多くて東京とか大阪とか名古屋とか比較的に都市部でマンション住まいをしていると地域性というものが謎だし、戸建てとマンションでは何かと違う、や、仏壇とか神棚とかマンションにあるの?

 

みたいな感じで謎が謎を呼んで最終的に現在も分からないまま2024年のお盆が終わった。

 

あたしはテレビを観ないのでネットニュースとかで目にしたくらいなんですが、今年はオリンピックが開催されていたみたいだし、このくらいの時期って高校野球とかもやっている気がするし、学生さんは完全に夏休み真っ只中、社会人の皆さんも職種とか会社とかにもよると思いますが、お盆休みみたいな感じで長期休暇中って方も多いんじゃないかしら?

 

そんな中、今年は台風が接近しているようで新幹線とか電車とか飛行機とかが運休したり運休するかもみたいな感じだったり、動いても恐らく遅延、いろいろ大変なんじゃないかと思うのですが、お盆、そのタイミングで旅行とか帰省とかを計画していた方も多いでしょうから何というか・・・あう、最悪ですよね。

 

ちゅ~か、その前に南海トラフとかいう単語と地震というキーワードを目にしたのですが、あれも地域によっては結構な影響があったんですよね?

 

地震も台風も名古屋とばし、古くは東海道新幹線(東海旅客鉄道:JR東海)のくせに名古屋で停車しないで東京~大阪間の新幹線を運行したり、今でも普通にミュージシャンのコンサートとかは名古屋だけ開催しないとか、ま、とばされても仕方がない、むしろとばして正解まであるのが名古屋なので何なんですが、地震も台風も今回は名古屋には何にも関係がない感じで普通です。

 

や、だから普通のお盆って何なんだ?

 

お盆って何してるんだろ?

 

う~ん・・・謎だ。

 

 

 

現在はパパラチアサファイアの扱いになりませんでした・・・くっすん:K18イエローゴールドのペンダント

 

以前にルースの状態で紹介しましたが、こちらのペンダントで使用しているサファイアのルースは簡易ソーティングではパパラチアサファイアとなったものの正式な宝石鑑別書を作成してもらう際、パパラチアサファイアの扱いにならず、単なるサファイアとかオレンジサファイアという結果になってしまうファンシーカラーのサファイアとなります。

 

いろいろな種類の宝石がありますが、特定の色合いや産出地なんかに因んだ固有の正式な宝石名を持った宝石は時代と共に基準となる色合いが変わったり、産出地に関係なく色の起因となっている成分等によって標準化が図られたりする場合があります。

 

現在は各宝石鑑別機関でも固有の正式な宝石名を持ったルースに対して、以前までは明記しなかったり、備考として記載されていた名称を正式な宝石名として記載するような取り組みをしていたりしますが、それを依頼するのに別料金が加算されるので何だか実質的な値上げとうか、いろいろな手段で費用の嵩上げをしているのが露骨に見えちゃって、う~ん・・・って感じです。

 

ま、基本的に好きな宝石、或いは宝石名があって、その宝石が欲しいという方も多いと思いますし、宝石の種類よりも好みの色合いで判断される方もいるでしょうし、スターやキャッツアイ、カラーチェンジといった特殊な光彩効果であったり、インクルージョンやインクルージョンに起因する虹彩効果なんかが好きな方もいるでしょうし、産地とか非加熱未処理とかに拘る方もいるでしょうし、その判断基準は人それぞれなのですが、販売する立場としては基準が変わったりするのはやり難いで候。

 

ま、しょうがない。

 

 


今回は作業場が変わり、光源なんかの撮影環境も変わったので少しばかり勝手が違うと感じながら製作&撮影したK18イエローゴールドを使ったダイヤモンドの取り巻きペンダントです。

 

東京から名古屋に移って、まだ4点くらいしかジュエリーを製作していませんが、東京とは気温や湿度も違っている上、まだ作業環境にも慣れていないのでマイペースを心掛けながら焦らずにベストな状態にもっていきたいと思ってます。

 

ルースの状態では石の周囲に何もない状態で撮影している為、全方向から光が当たり、入ってきた光も全方向に抜けていきますが、ジュエリー等の装飾品に加工した状態では石枠や中座といった石が留められている台座や支え等の固定部分が存在する為、外部からの光が入り難いので石の色合い的には濃い目、或いは暗めに見えるかもしれません。

 

実際にジュエリーとして着用される場合だとデザインにもよりますが、石の裏側に肌の色や洋服の色なんかも干渉する為、また少し印象が変わるかもしれませんが、色石の場合(透明無色である事がポイントとなるダイヤモンドとかロッククリスタルのような宝石を除く)もともと何らかの色合いであったり光彩効果なんかが見られる為、そこまで気にならないのではと思います。

 

また使用する地金素材によっても金色(イエローゴールド)なのか銀色(プラチナやホワイトゴールド等)、ちょっとピンク味を感じるピンクゴールド等といった種類や色合いによって本来の石の色や光彩効果が強調されたり、逆に落ち着いた印象に見えたりと雰囲気に違いが生じるので、アレルギー等で着用できる地金素材に制限がある方や好きな地金の種類や色合いが決まっている方でなければ全体的な印象や雰囲気なんかで選ぶのも楽しいのです。

 

後は太陽光(自然光)とか蛍光灯とか光源の違いや同じ自然光でも朝日と日中と夕焼けみたいな時間帯によって違った表情が見えたり、そういういろいろな楽しみを見い出せるがジュエリーの魅力のひとつじゃないかしら。

 

 

 

以下はパパラチアサファイアについての基本情報になります。(一応)

 

【 パパラチアサファイアの特徴や数値について 】 

  • 鉱物名:天然コランダム
  • 宝石名:サファイア
  • 別名:パパラチアサファイア(パパラチャサファイア)
  • 結晶系:六方晶系(三方晶系)
  • 産出形状:六角柱状結晶、複六角錐結晶、樽型結晶、礫状
  • カラー:パパラチアカラー(オレンジピンク~ピンキッシュオレンジ)
  • 透明度:透明
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:9程度
  • 劈開:なし
  • 断口:貝殻状
  • 比重:3.99~4.05程度
  • 偏光性:複屈折性
  • 屈折率:1.757~1.776程度
  • 多色性:やや強い二色性
  • 分光性:特に必要な吸収を認めず
  • インクルージョン:液体包有物、管状包有物、針状包有物、結晶包有物等
  • 代表的な産地:スリランカ、マダガスカル、モザンピーク

 

近年ではスリランカ以外のモザンピーク産やマダガスカル産のものが増えてきました。

 

以前まではパパラチアサファイアの場合、主にベリリウム拡散加熱処理という人為的な処理が施されていないかどうかが注意点でしたが、現在は宝石鑑別機関によってパパラチアサファイアの扱いになる色合いの傾向が微妙に違っている為、とりあえず個人的には中央宝石研究所かGIAの宝石鑑別書が付属しているか、新たに作成できるかぐらいしか目安にならないと感じています。

 

ま、宝石鑑別機関については個々で信頼度や知名度なんかが違うと思うので、この宝石鑑別機関でないと絶対にダメという話しではありませんが、あまりマイナーな海外の宝石鑑別機関はお勧めしません。

 

 

 

写真撮影するのって意外に難しいものですよね・・・

 

XとかInstagramとかなんかでジュエリーとかルースとかの写真を目にする度、皆さん写真撮影するのが上手いなぁ~って思います。

 

そもそもスマフォで写真撮影する事が殆どないので何なんですが、光の当たり方とか撮影する場所とか時間帯とか考えて撮影したり、もっと何気なく着用しているところや無造作にアクセサリートレーとかボックスとかに置かれたところだったり、センスっていうの?

 

そういうのが見えて素敵ですね。

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

名古屋には慣れた?

ΘεΘ

 

全く慣れません。

ΦωΦ

 

でも最初よりは馴染んだんじゃない?

ΘεΘ

 

抵抗しても無駄なので諦めただけです。

ΦωΦ

 

・・・

ΘεΘ